2013/06/21

ラマダン(断食月)&レバラン(断食明け大祭)について

バリ島はヒンズー教の島として有名ですが、
インドネシア全体で見るとヒンズー教徒は約2%のみで、
イスラム教徒が約90%を占めています。
(参照:外務省「インドネシア共和国」)
イスラム教徒というと中東を思い浮かべる方が多いかと思いますが、
実は、インドネシアはイスラム教徒数が世界第1位の国なんですよ。
インドネシアは総人口が世界第4位なので
その総人口のうち約90%がイスラム教徒となれば、
必然的に第1位になりますよね。

(1)ラマダン(断食月)

今年のラマダン(断食月)は、7月9日より始まる予定です。
(毎年ギリギリになって正式な日付が決定されます。)
ラマダン期間中の日の出から日没までの間は、
イスラム教徒の人は食べ物および水分を口にしてはなりません。
中には、自分の口から出るツバも飲み込んではいけないと言う人もいます。
イスラム教徒以外の人には断食は強制されませんので、
もちろん旅行者の方も普通に食事を取ることはできますので、ご安心下さい。

7/8追記:ラマダンは7/10からと、正式発表されました。

■バリ島の場合
ヒンズー教がメインのバリ島では、レストランは普通にオープンしており、
ラマダン期間中でも通常と変わったことはありません。
とはいえ、バリ島にもイスラム教徒の人はたくさんいます。
ドライバーさんやガイドさん、ホテルスタッフ、お土産屋さんのスタッフなどにも
イスラム教徒の方はたくさんいます。
例えばツアーの最中に車内でみんなでお菓子などを食べる場合、
もしそれを断る人がいたら無理強いはしないでください。
バリ人(ヒンズー教徒)で単に遠慮しているだけの場合もありますが、
イスラム教徒で断食中の場合もありますので、
ひと言確認してみてください。

■ロンボク島、ジャワ島、スラウェシ島など
ローカルのレストランや屋台は閉まっているところが多いです。
観光客向けのレストランや華僑が経営しているレストランなどは開いていますが、
外から中が見えないように入り口のシャッターが半分閉まっていたり、
ガラス張りのお店は中からカーテンや布がかけられていたりします。
断食期間中は公共の場での飲食は控えることになっていますので、
旅行者の方でも食べ歩きなどにはご注意ください。
日没後は断食は解禁なりますので、
周りのインドネシア人の動きを見ながら
臨機応変に行動されるようにして下さい。


(2)レバラン(断食明け大祭)

8月8日&9日が祝日で、有給休暇奨励日は8月5日~7日です。
イスラム教徒達は1週間~10日ほどの休みを取り、帰省します。

■バリ島から他島行きの交通について
バリ島からインドネシア各地への国内線や
ジャワ島行きとロンボク島行きのフェリーは大混雑します。
この時期にバリ島からインドネシアの他の島への移動をお考えの方は
ご注意ください。

■レバラン時期のバリ島について
バリ島在住のイスラム教徒達も帰省しますので、
レバランの時期はワルン(屋台)も閉まるところが増えます。
また、日本領事館なども休館となります。
パスポートを紛失した場合の再発行などもお休みとなってしまいますので、
くれぐれもご注意ください。

イスラム教徒達はバリ島から他島へ出て行きますが、
代わりにジャワ島から華僑たちがバリ島へ旅行にやって来る為、
この時期のバリ島は大混雑となります。
移動に通常よりも時間がかかることが予想されますので、
時間に余裕をもって行動される事をおすすめいたします。